人工授精の方法!もっと詳しく教えて!
タイミング法を続けても、妊娠が上手く叶わなかった場合、
次は人工授精という手段に移る病院が多いですよね。
でも、「人工」と聞くとなんだか
少し怖いイメージがある、抵抗がある
という人もいらっしゃいますが、
そんなに身構えなくても大丈夫!
今回は、いよいよ不妊治療の本番!
人工授精について詳しくお話ししていきます。
人工授精とはどんな方法?
タイミング法を続けて、半年以上経過しても妊娠が叶わなかった場合など、
次のステップとして使われるのが人工授精です。
精子が卵管膨大部に通常よりも、確実に到着できるように通す事で、
そこに行き着く精子の数を、タイミング法よりも
多くするという利点があります。
麻酔はかける必要もないですし、痛くもありません。
私が通っていた病院では1回3万円で行なう事ができました。
初めての人工授精ガイド
ここまでは、タイミング法と一緒ですよね。
卵子の経過を数回確認しつつ、
人工授精にベストなタイミングを見つけます。
卵子の成熟を確認する必要があるため、
何回か病院に通う必要があります。
卵が育ったと判断されたら、翌日、あるいは、翌々日に人工授精を行ないます。
当日、決められた時間にご主人と一緒に病院に行く方法がベストです。
できるだけ、元気の良い新鮮な精子をその場で提供してもらう事で、
妊娠の確率があがります。
ご主人の精子の採取は、個室で、アッチ方面のビデオなどがおいてあります(笑)
頑張って、採取してもらって元気一番をいただきましょう!
もし、仕事の都合で一緒にこれない人は、自宅での採取も可能です。
プラスチックの容器に精子を入れ、30分以内に病院へ運びいれるのがベスト。
病院まで遠い人には少し難しいですね。
採取した精子を濃縮、洗浄し、人工授精の準備を行ないます。
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精子の準備ができたら、奥様が内診室へ呼ばれます。
そして、いつも内診するような、
本当にいつもの感じで内診台へ上がります。
注入は、ものの10秒くらいで終わりますよ。痛みも全然ありません。
大それたものを考えていた私は、
「終わったんですか?」と聞いてしまったほど。
チクッとしますよ。なんて言われたけれど、ぜーんぜん。
痛くも痒くもありませんでした。
注入が終わったら、そのまま診察台で安静にするか、
病院のベットで15分から30分程度休みます。
診察台から降りて、横になれる処置室に案内される病院もあります。
この注射は、黄体化ホルモンの放出を促す事で、
排卵をより確実にするためです。
また、子宮内膜の壁を厚くして、着床率を上げるために行ないます。
病院にもよりますが、確実に排卵しているのかどうかを確認するために、
2.3日後、超音波で調べる病院もあります。
次の生理予定日まで、妊娠を待ちます。
ドキドキですよね〜。
私も、毎回期待と不安が入り混じった複雑な思いで
次の生理日を待っていました。
ストレスを溜めると、着床率や、
受精率がさがるという統計も出ていますので、
心を穏かに普通の生活を送るように心がけてください。
今回は、人工授精の流れを細かく説明していきました。
人工授精は、難しい事でも、痛い事でもありません。
タイミング法よりも、少し確実性が増す程度。
そのため、卵管に癒着があったりすると中々難しいのが現状ですね。
でも、タイミング法で全くダメだったカップルが、
人工授精をして1回で妊娠できたという例もたくさんあります。
最低3回は試すように言われる病院が多いですが、そうですね。
お金に余裕があるのなら、毎月、6ヶ月間は続ける事をお勧めします。
いよいよ、不妊治療もステップアップ。
ここからが不妊治療の本番です。
不安な事は絶対にそのままにせず、
先生と相談しながらゆっくりと治療を進めて、
必ず可愛いあかちゃんを手にしてくださいね!
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