AIHは何回目までが目安?ステップアップの時期を知ろう
AHI(人工授精)から体外受精への
ステップアップを考える時、
一番気になるのがタイミングですよね。
卵子を体の外に取り出す手術を行なう
体外受精は、女性の体に負担が大きく
かかりますので悩むのもあたりまえの事。
今回は、AHI(人工授精)を数回続けて、
これからの治療をどのように進めるか
迷っている方に向けて、
AHI(人工授精)から体外受精への
ステップアップの時期について
一緒に考えて行きたいと思います。
AHI(人工授精)から体外受精へのステップアップの時期
・AHIを6回行なっても妊娠の兆候が見られなかった場合
・AHIの時に、子宮に戻す精子濃度が
500万ml未満という値が2回ほど続いた時
・年齢が38歳以上でAHIを3回行なっても
妊娠の兆候が見られない時
・年齢が40歳以上の時
・抗精子抗体が強陽性の時
この項目のうち1つでも当てはまっていれば、
体外受精のステップアップを考えても良い時期といえます。
信頼できる掛かりつけの医師に
治療方針を相談しながら決めると良いでしょう。
私が体外受精を行なったタイミング
私は、AHI(人工授精)を3回行ないました。
年齢は20代半ばだったので、まだまだ若かったのですが、
卵子が出ているのに妊娠しないということは、
たぶん卵子の質がよくないのかもしれないということで、
質の良い卵子を取り出し、受精させる体外受精が
良いのではないかと医師に言われたのです。
その当時、まだ、不妊治療に対する医療費の控除がなく、
人工授精をするのに1回3万円程かかり、
体外受精には、50万円という大金が必要でした。
金額の上でも、正直ステップアップをするか迷いましたが、
これ以上排卵誘発剤の注射を続ける事にも抵抗があったため、
1回でも大きなチャンスを選ぶ事にしたのです。
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AHI(人工授精)から体外受精への移行時は、精神的な疲れもMAX
不妊治療を続けている方は分かっていただけると思うのですが、
病院の扉をたたいてから、このステップアップを考えるまでに
費やす時間って結構長いと思いませんか?
平均で3年不妊治療を続けないと、
体外受精って進めないと聞いたこともあります。
姑からの圧力や、友人が次々と妊娠していく様子を
横目で見ながら、歯を食いしばりつつ
治療を続けるのも3年が限度。
丁度、いいタイミングだと思うんです。
現に、私の不妊治療友達も、精神的に参り
パニック障害を発症したりもするほど追い詰められていました。
できる治療があるのなら、そのほうへ進みたい。
もう楽になりたいと思っていた気持ちも私の中に確かにありました。
病院の先生は原因がつかめないと次に進ませてくれない
体外受精をしたら簡単に子供ができるのか?
という質問を良く受けます。
確かに、体外受精をすれば子供は授かる可能性は
格段にあがりますが、不妊治療はそう簡単なものではありません。
妊娠する可能性がある限り、
段階を飛ばして最初から体外受精を行なう病院はまれで、
不妊外来の専門医であればあるほど、
原因を探り、体外受精の前段階で妊娠を試みようとします。
そのため、何年もという月日を検査に費やし、
体外受精にまでこぎつけなければならないわけです。
体外受精を進められた貴方は、むしろラッキーだと思ってください。
もう、これ以上手が尽くせないと判断されたという事は、
貴方の精神的にも安定するのではないでしょうか?
だって、そこにしか勧めないんですもの。
向く方向さえ決まっていれば、
不妊治療が路頭に迷う事はないのです。
大丈夫!安心して進んで行ってください。
貴方が可愛い赤ちゃんを抱ける日まで私はずっと応援しています。
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